新川団地西側の敷地に、石垣市で初めての児童館専用施設となる「新川児童館」が完成。1月6日、開館を前にオープニングセレモニーが行われた。
新川児童館は市が地域居住機能再生推進事業補助金を活用し、計6億7961万円をかけて建設されたもの。施設には体育館、多目的室(3室)、創作活動室、キッチン、トイレ、シャワー室などが完備されている。
一般社団法人サポートセンターHOPE(山里世紀子代表理事)のスタッフ5名が運営にあたり、開館は月~土曜日の午前10時から午後6時まで。0~18歳未満の児童生徒とその保護者が無料で利用できる。
児童館に訪れた小学生は「広くて驚いた。体育館でバスケやドッジボールをしたい」と目を輝かせた。
保護者からは「無料で使えて嬉しい。石垣では子どもたちが雨の日に体を動かせる場所が少ないので、児童館ができてすごく良かった」と喜びの声があがった。
児童館職員は「放課後の遊び場の1つとして子どもたちに使ってもらい、ここでの遊びを通して社会性を学んでほしい。自習室や図書室では静かに勉強できる環境が整っているため、中高生にも気軽に利用してほしい」と話した。